1867 フランス Guillot |
モダンローズの第1号となったバラ。フルーティーな香りも人気。 ナポレオンの妃、ジョセフィーヌが手掛けたマルメゾンのバラ園では、園芸家アンドレ・デュポンが人工交配によって初めて新種のバラを作ったのをはじめ、ここで育った多くの育種家たちが新しいバラを生み出した。ナポレオンが失脚し、ジョセフィーヌが亡くなった後も原種の収集や品種改良が続けられ、コウシンバラの四季咲き性を受け継いだ、最初のモダンローズ「ラ・フランス」が1867年に誕生。この後モダンローズが主流になって、バラの品種改良が画期的に進んでいった。 |
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『バラに会いにでかけましょう 小さな町のバラ物語』(信濃毎日新聞社発行)より
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